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GRIND(グラインド) 2016年 04 月号 [雑誌] (PHILOSOPHY OF STYLE)

GRIND(グラインド) 2016年 04 月号 [雑誌] (PHILOSOPHY OF STYLE)


 今日は、雑誌を。カウンターカルチャーを大々的に取り扱う、ファッション誌「GRIND」を読んだ。テディボーイから90年代ヒップホップまで、様々なスタイルを紹介している本誌において、気になった箇所を抜粋する。

 他民族のスタイルを一同に混ぜ、一見あれもこれもと「混沌」と取れそうだがそこにしっかりとした「整然」がある。これは、僕がニコラス・デイリー氏によって作られた服たちに持った印象だ。彼はインタビューにて言った。
メインストリームがある限り、常にカウンターカルチャーというのは存在します。その後メインストリームの動きに対するアンチテーゼ、何がリアルかが大事で大きな物に巻かれるようとなれば、必ずそれに立ち向かう動きが生まれるはずだと思います。
 カウンターカルチャーを取り上げるこの雑誌において、この答えが記載されていたのには少し感動した。メインストリームに対抗する、カウンターカルチャー。大きな物になんか巻かれないぞ、という気概を持ったカルチャー。それを表現する彼の服。

 思想を帯びたデザインというのは格好良くて、その思考、言い換えれば「文脈」が感じられる服はやはり素晴らしいと思う。また、彼はインタビューにおいて『旧と新とされている概念の融合が僕のデザイナーとしての一生のテーマ』とも話した。旧と新。その融合こそが彼のデザインであり、「温故知新」という言葉がしっくりくる。


 また、他のインタビューにも気になった物が一つあった。それは、TAKAHIROMIYASHITA the Soloistのデザイナーである宮下貴裕氏のものだ。その中で彼は、自身のスタイルに関して問われた際に、
これが定番だ、と言い切れるスタイルは無い。昨日と今日では考え方が変わっていくから。まだ自分のスタイルが見つけられない。答えが見えていないからこそ続けられる。
 と答えている。1日1日、その日その日に考え方は変わる。昨日正しいと思っていた物を、今日になれば正しくないと思う。人生は「今日」や「今」の連続であり、昔のことや未来のことなんかわからない。

 ましてや、今の自分が何を定番として「正しい」とするべきか。また、「正しい」としてしまっているのか。そんなことはわからない。まさに"NO FUTURE"であり、たった今だけ。未来に続いていく正しい答えがわからない。それは不幸だというよりも、むしろ幸運だと思う。答えが無いからこそ、探すことができる。たとえ見つからなかったとしても、探す過程が面白かったりもする。

 きっとこれは考え過ぎで、何となく格好付けている自分なのは重々承知だ。書いていて勢いを止められなかった。でも、きっと近い部分には達せていると思う。多分。

 比重がやけに偏ってしまったので、読みながら書いたメモをここに公開して終わりです。こんな雑な終わり方は良くないですが、終わりです。なぜなら、ちょっと恥ずかしいからです。裏ワザです。でも、メモを公開するのも結構恥ずかしいです。いや、かなり恥ずかしいです。さようなら。
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