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貼り紙に過敏な反応。

https://instagram.com/p/9kw4htzKKT/

 

 区役所の貼り紙に書かれた『ぶっけないようご注意ください』に笑うくらいには僕は子どもだ。友達2人は『ぶつけないように、だろ』と呆れ顔をする。僕は頑として「ちっちゃい”つ”だろ!」と言い続けた。折れずにずーっと言った。呆れ顔に拍車がかかって、ついに首をかしげるほどになった。もう少し早くにやめておいた方が良かったんだろう。

 

https://instagram.com/p/9rg45SzKO5/

 セブン-イレブンのトイレの貼り紙には、『7-11店主』と書かれていた。(まあ、たしかにな)と思いながらiPhoneのカメラを起動して、(ちょっと面白いな)と思いながらシャッターを押した。Twitterにアップした時には、『7時から11時までの店主』とか、『「主」の点が可愛い』とか、様々面白い反応があってニヤけてしまった。やっぱりTwitterは面白いと思う。

 

https://instagram.com/p/9u3JJOTKCP/

 住宅街を歩けば良い名前のスナックを見つけてしまう。「スナックこねこ」だってさ。それだけでちょっと可愛くて面白いのに、貼り紙には『表はこねこ 中はどらねこ』と。「どらねこ」がどんななのかを確かめるために、今度近いうちにお邪魔してみようと思う。コンビニの陳列棚、たくさん並んだ雑誌の中のひとつ、BRUTUSの表紙に『スナック好き。』と書かれていた。なぜかはわからなかったけど、(ああ、そういうことか)と思った。なるほど人生は結構面白いなと思った。

 

 貼り紙のコミュニケーションはなかなか面白い。手書きならなおさら面白い。書いた人が誰なのか、どんな人なのか、どういう気持ちで作ったのかなんてわかるはずも無いんだけど、ふわっと想像させてくれるからすごく良い。使っている紙の質感や、字の形のきれいさ丁寧さ、周りに描かれた絵なんかも想像を助けて、どんどん膨らんでいく。もちろん最初の『ぶっけないようご注意ください』のフォントも面白いんだけど。手書きには手書きなりの良さがあって素晴らしい。一枚の貼り紙に思いを馳せて、たったそれだけなんだけどニヤニヤして。楽しいよ。やっぱり生きてて楽しいです。