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寒さと服装がもつれてもつれて。

https://instagram.com/p/9Fod8iTKP5/

 「トランスシーズンファッション」、「季節感を超越した服装」と言えば形・聞こえは良いが、秋に半袖を着て外をほっつき歩くのはオススメしない。ましてや北海道のこの寒さだ。トランスシーズンも何もあったもんじゃない。病院の受付のお姉さんが笑った。『寒くないんですか?』と言いながら。僕も少し笑ったけど、ちょっと頑張って表情を変えないようにしつつ、「風邪引いたらまた来ます」と言った。自画自賛ではあるものの、なかなか良い返しだったように思う。お姉さんは少し大きめの声を出してもう一度笑った。帰り道に鼻をビービーとすすりながら、彼女の目元のホクロと二重まぶたを思い出して(綺麗な人だったなぁ)とふやけた。

 

https://instagram.com/p/9DoiLAzKHL/

 友達から『のぞむ君、コートにブーツ履いてんじゃん』という痺れる一言を頂いた。きっと下の投稿を読んでくれていて、なおかつこのinstagramの投稿写真、またそれにともなったTwitter連携のツイートを見てくれたんだろう。嬉しい。

 たしかにそうだ。僕の好みはブーツに軽さを足すために合わせたランニングスニーカー。何度も出している例で言えば、スイカに対する塩だ。

 先のステンカラーのコートの重さ。ドクターマーチン8ホールの重さ。スラックスの重さ。また、引いて見れば色合いも重たい。寒い季節になればいつもこうだ。暗めの色味の服をいつも合わせてしまう。そのままでは重たいだけの格好になってしまいがち。

 ここで見てもらいたかったのは内側のTシャツだ。スタイルに軽さを取り入れるためには、何もランニングスニーカーだけがその唯一の方法というわけでもない。例えばそれは、パンツのクロップド丈でも良い。ソックスの白でも良い。今回は、コートにあえてTシャツを一枚合わせることでその「軽さ」を出してみた。

 たしかに、コートにTシャツを合わせるなんて、セオリーを全く無視している。涼しい室内では全く何もできない。Tシャツ一枚でずっとさっきみたいに鼻をすすっていることになってしまうだろう。ジャケットの一枚でも挟めておくべきなんだろう。

 ただ、「オシャレは我慢」という言葉は心から嫌いだが、今回の「コートにTシャツ」のスタイルはまさにそれ。クシャミを時折しながら、自分のやり方で重さと軽さのバランスを調節してみた。コートにTシャツを合わせることによって。これで風邪を引いてしまえば、本当にどうしようもないのだけど。多分もう手遅れなんだろうけど。現に今も鼻をグズグズさせながらパンツ一丁でこの文章を打っている最中だ。困ったな。

 

 今回の文章は、北海道の寒さとTシャツ一枚のトランス感が書かせたもの。ファッションのこだわりも大切だけど、自分の体調の管理もまた大切なのだと再確認して、今日はこれからセーターを買いに出かける決意をした。まずはズボンを穿こう。さっみ。