夏、公園、夏。

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 ピントが全く合わないのは、夏のボケた頭のせいだ。ブレているのはきっと、ビールを飲みたい気持ちで震える右手のせいだ。アルコール中毒ではないが。

 夏の公園にはストーリーがたくさんある。子どもの忘れ物があちらそちらに落ちている。多分このトミカのバケツの中に水を突っ込んで遊んでいたんだろう。確定した答えは無いけれど、むしろ無いのだからこそ、こうして考えを巡らせているのがとても楽しい。

 

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 思えば去年も同じようなことをしていた。これはきっとキャッチボールをしている時に17:00の鐘が鳴って、『お母さんに怒られる!』と言いながら2人で余計に汗をかいた結果なんだろう。ちょっとキザで恥ずかしいけど、風景にはストーリーがあると思う。文脈というか、何と言うか。「こうなってああなって、結果こんなんなった」という脈があるんだと思う。

 それを掘り返して答えを見つけるのはとても難しいが、考えひたすら掘り進めることなら誰にでもできる。「答えは無い」という前提を置きながら、目の前のものが持つ文脈に思いを馳せる。掘って掘って、また掘って。こうかなぁ、ああかなぁ、と。この面白さに気づいてしまったら最後、公園でひたすらニヤニヤする不審者の完成である。職務質問を受けないように気をつけよう。