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初心を忘れず。

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 絶対ニヤけるでしょ、こんなの。壁に初心者マークが三枚重ねて貼られてるんだよ。一枚目が日焼けして白くなっているのとかも、(ああ、最初の初心者の期間から結構な時間が経ったんだな)とか、(ある程度経ってからもう一度初心に戻ったんだな)とか。一番手前の三枚目を貼ろうとした時には、立派な初心者になれたんだな、と。「立派な初心者」って何だよ。

 こういうのを見て、普通につまらない顔で通りすぎてしまうのはやめた方がいい。少しだけでも立ち止まって少しの間考えれば、妄想の世界でのんびりニヤニヤしていられます。笑いのセンスや、面白いと思うものの判別は人それぞれ違うので、どれが正解でどれが間違いだなんて一概には言えないけど。もう少しのんびり行きましょう。

 

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 服を選ぶ時だってそうです。身につけようとしたそのアイテムひとつを手に持って、(これはどんな経緯で手に入れたんだっけな)とか、(どこで作られた服なんだろうな)と一瞬もしくはもう少し長く考えること。これが僕の言葉で言うところの「文脈」です。たとえば上の写真の中のTシャツ。これは、僕の友達がフィンランドに留学した際に、僕のために買ってきてくれた「おみやげ」のTシャツ。だったら、この写真では少しわかりづらいけど、元々スーベニールジャケット『スーベニアジャケット』として呼び親しまれた服である「スカジャン」を合わせてみるのも面白いな、と。

 Tシャツの色は白。じゃあジャケットは黒。見た目のインパクトが少し強い、言ってしまえば「アクの強いアイテム」だからこそ、全体の色味を抑えることですんなりハマるよう設定。上半身にはドクロのスカジャンやメッシュのTシャツを着ているもんだから、そうとう個性の強い上半身になってしまっているわけです。なので、色とシルエットが制限されている細身のブラックジーンズを合わせることで、全体を馴染ませるという意味で中和してみました。

 この文章を読んで、たびたびこのブログにも登場しているヒロタカ君はきっと、

だから、オシャレじゃん!ただのオシャレじゃん!そんな文章! 何なの!今までの三浦はどこに行ったの!

と声を荒げるはずです。無理もありません。ただのオシャレな文章です。「アクの強いアイテム」で眉間にシワを寄せ、 「色とシルエットが制限されている細身のブラックジーンズ」できっと嗚咽が止まらなくなっているはずです。「ドクロのとぼけたキュートな表情で抜け感をプラス」なんて書いたら、湿疹が出てぶっ倒れちゃうんじゃないか。ちょっとどころか、相当言い過ぎたけど。

 

 こういう風に、その日一日の服装を様々な文脈で考え出すことは面白いです。今日は好きな男の子に会うからピンクをどこかに入れてみようかな、でもいいし。友達とワカサギ釣りに出かけるなら、フィッシャーマンセーター・アランセーターを着てみても面白いし。Savile Row Club-アランセーターとは

 久々に実家に帰る時に、OKURAの「健康Tシャツ」を着るのも相当楽しいと思う。見りゃわかるだろ、って話なんだけど。もう、Tシャツでも健康なのを表現しちゃうっていう。これは面白いな。面白いコミュニケーション。

 

このブログの下書きを確認してくれた友達から、『こういうことばっかり考えてるから毎度毎度待ち合わせに遅刻するんだよ』と笑顔で言われてしまいました。いつも快く僕の遅刻を許してくれてありがとう。大好きです。