裸のヤンキーとコーチジャケットと文脈。

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友達の家に置いてあったフィギュア。眉毛の感じとか、口がううっとなっている感じとか、視線とか。全部面白い。完全にヤンキー。この歳からこんなのなんだから、きっと大人になったら物凄い悪人になるんだろうな。丸裸だけど。おちんちんが完全に出ちゃってるからね。

 

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横浜に滞在している時に友達から借りたコーチジャケット。ブラックとネイビーのコントラストが素敵な一着。細かい埃で生活感も添えて。これに憧れてしまって、僕は昨日、コーチジャケットを買ってしまいました。オーバーサイズ気味のゆったりした一枚。バッチリとスケーターの様な雰囲気で合わせたいです。もちろんパンツは細めのものでバランスを取って。キャップのネイビーに合わせて、足元はネイビーのジャックパーセルなんかが気分。80周年記念のジャックパーセルを祝いながら、みたいな文脈があっても良いと思う。

 

僕がいつも持っている、

なんでその靴や服を身につけているんだろう? 

という疑問。たとえば「ジャックパーセルが80周年だから」なんていうのは、FASHON PRESSでも読んでなきゃわからないことで。何か他のメディアで知るくらいのもんで。


服を着ることには、間違いなく理由があります。前にも言っていたけど、それが『洗濯物の一番上にあった』でもいいんです。それもひとつの理由だし。でも、そういうのは表に出る機会があまり無いと思う。ファッションスナップでも撮られて、アンケートに答えて、ってしないと明るみに出ない。服装は常に表に出ているのに、それを身につけた理由や文脈は外側に出てこない。それに違和感を感じます。『別に表に出さなくてもいいだろ』という声もわかるんだけど、せっかくこだわってるなら人に知らせた方が面白いと思う。知ってもらった方が面白いと思う。

で、それをきっかけに他の人からも興味を持たれて、こうこうこうなんです、って説明して。実はリュックの中には何も入ってないんです、とか。上着は友達から借りパクしたんです、とか。パンクロックが好きで、このチェーンはシドヴィシャスへの憧れなんです、とか。絶対面白いじゃん。知り得ないことなんだから。

人のことを知ると、また、知る機会があると、世界が広がったような感覚になれます。自分とは違う人の、自分のとは違う考えに出会えば、(そんな世界もあったのか)と楽しく思えたり勉強になったりします。それがもっと活性化されればいいのになぁ。文脈を知る機会がもっと増えたらいい。ファッション誌の中の、俳優に対するインタビューが、一般の人にも浸透したらどれほど面白いことか。そういうことを考えながらいつもいます。

 

友達の家のフィギュアが丸裸だったからこれを書いたという勘ぐり。大正解です。近いうち、結婚しましょう。