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ポジティブな違和感の話。

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お気に入りの服を着て出かけると、幸せな気分になれます。いつもの風景も、彩り多く見えてしまうかもしれない。いつもはムカつくおばさんも、良い人に見えるかもしれない。知ったもんじゃないけど。かもしんない。

 

ポジティブな違和感

 

こんな言葉があります。『違和感』。全部が揃っていることに美しさを感じるということ、。日本人はこれに長けているというのは何となく知っている人が多いように思います。「和の心」とか言って。


「和」とは何か - Yahoo!知恵袋

それとは「違」う『違和感』。"敵対する者同士を和解させる意味"とは違うということ。和解させないこと。ネガティブな。敵対する者同士を和解させないこと。違和感。ケンカさせっぱなしにすること。

それをポジティブなものに昇華された結果が『ポジティブな違和感』です。わかりづらいので例を挙げます。

 

たとえば女性ファッションについて、色合いは抑えつつもシルエットは武骨な、ネイビーなんかのバブアーオイルドジャケットを着る時。足元を男らしいブーツにしてしまうともうど真ん中過ぎます。ここで言うところの「和」です。いや、格好良いんだけど。工事のおじさん感が拭い切れないというか。働く人は格好良いんだけどね。

だったら、足元にはクリーンな印象のパンプスを合わせて、白いソックスで明るいアクセントを加えてみたり。足元に限った話ではなく、たとえば知的なメガネをかけてみるのも良いでしょう。女性らしい華奢なデザインの時計をしてみるのも良いと思います。男らしいオイルドジャケットと、女性らしいアイテムたちの混じり合い。男と女。"敵対する者同士"。

男性らしさと女性らしさをひとつのスタイルの中に混合して、『違和感』を生む。可愛らしいものを一つ、ポッと放り込むことによって、しかもそれがさりげないものだと、なんとなく良い感じに馴染むんです。「なんとなく」の域を超えない考えだけど。

「ボーイッシュ」は「ボーイッシュ」であり、「ボーイ」ではない。「メンズライク」は「ライク」であり「メンズ」そのものではない。そういうことです。どこかに女性らしさを取り込むことで、かえってそれが引き立つという。それがポジティブな違和感だと思っています。テキトーに言ってるんじゃありません。

概念的な話をしてみました。ぜひ今月のvikkaを買って読んでみてください。先月、今月のFUDGEを読んでみてください。なんとなく僕が言いたいことが分かるんじゃないかと思います。