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知らないからこそ。

 

友達とLINEで話しているうちに、今まで頭のなかには間違いなくありながら話せずにいたことを、ちゃんと言葉にすることができました。

 

自分のことを何も知らない人から評価されたい

 

 TwitterやらFacebookなどのソーシャルメディアが積極的に使われるようになってきた今日、「つながり」が重要視されています。Twitterで「現実の友達」をフォローして、その人がいま何をしているのか知って、『ラーメン食べたい』と言っていたら『@友達 僕も~』なんて言ったりして、結果一緒にラーメンをすすってお話したり。その使い方は絶対正しいと思います。つながっていて。

でも一方で、「有名人をフォローする」だとか「興味があることをつぶやいている人をフォローする」というような使い方もありますよね。Tシャツが好きならTシャツ屋さんのアカウントを探してみたり、きゃりーぱみゅぱみゅのいつもの自撮りを見てニヤけてみたり。きゃりーぱみゅぱみゅに関してはこんなニュースも。

きゃりー、Twitterフォロワー数国内2位に 喜びのコメント - モデルプレス

 

ひとつのメディアに様々な使い方が存在しています。人それぞれ無数の使い方があります。僕の友達のY君は、Instagramで海外の美女のアカウントばっかりフォローしてニヤニヤしてたりします(個人的にすごく好きな使い方です) また、Twitterの「お気に入り機能」なんかは、「あとで読む」ための備忘録的な使い方もあるし、純粋に気に入ったツイートを保管しておくこともできます。

 

友達と話していたのは、『WEAR』というアプリについて。

ファッションコーディネート WEAR

ファッションコーディネート WEAR

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 彼女はこのアプリを通じて、自分のファッションを色んな人に見てもらって、『褒められたい』と言いました。『気に入った服を好きなように、オシャレに着ているから』と。WEARには「SAVE」という機能があって、僕はヘビーユーザーではないからあまりわからないんですが、Twitterの「お気に入り機能」と同じような機能があるらしく。

彼女が言ったのは物凄く興味深いことでした。全文をまるまんまコピーしてしまおうと思います。恥ずかしかったらごめんね。

 

特にWEARはね、きっとわたしの人間性を含まずに、写真のクオリティ、コーディネートだけで評価してくれるからね。

 

褒められること自体のクオリティが、『他人から』という事実によって高まる。ファッションに特化したWEARというアプリの、「場」としての役割があって、そこに集まるユーザーたちはファッションに興味がある人々。ただその事実"だけ"でつながっている『他人』たち。彼らからの『SAVE』は、きっと彼女にとってものすごく意味のある『SAVE』なんだと思います。

最初に書いた、Twitterの「現実の友達とのつながり」の例に含まれる、いろんなことが排除された関係性。そこに「慣れ合い」も、『知り合いだから...』なんていう理由もありません。純粋な評価としての『SAVE』だけがある。知らないからこそひきたつ評価のパワー。それがきっと彼女を喜ばせるんでしょう。

 

現実の友達からの「褒め」は、何だかちょっとわかりません。言ってしまえば。お世辞だとして捉えることが簡単だからです。例えばTシャツをガツガツ褒められたら(あれ?この人褒めすぎだなぁ。なんかウラにあるのかな)とか。(もしかして欲しいのかな?)と思ってしまうことだって、ゼロではないと思います。もちろん褒められたら絶対嬉しいんだけど。

そこで、今回考えていた『何も知らない人から評価される』ということが意味を持ってきます。限られたこと(ここでいうファッション)しか知らないんだから、お世辞や馴れ合いの様なのは不要です。純度100%に近い評価が得られます。ただひとつ「オシャレだ」という評価。

 

文脈が無いからこそ、評価の意味が引き立つ。個人的にものすごく面白い事柄だと思います。さて、今日もWEARのWOMENのところの、薄着の美人を見てニヤニヤ鼻の下を伸ばそうかな。